他院で以前された包茎治療のツートンカラーの傷痕のご相談に来られた方の症例を報告します。
(症例写真へのご協力、誠にありがとうございました。)
症例について
30代男性。
仮性包茎の治療を他院でされております。
特に陰茎のどの位置に傷がくるかの説明はなかったそうです。
症例写真
治療前
傷が亀頭より離れた位置にあるため、白黒のツートンカラーになっています。
皮が被った状態で、内側にある包皮を内板、外側にある包皮を外板と呼びます。
亀頭直下に傷を持ってくる場合は、内板を全て取り除きますが、この症例は内板が少しだけ残っているため、このようにツートンカラーになってしまいました。
内板を残すメリットはもちろんありますが、このような中途半端な残し方は、内板を残すメリットにもならず、見た目も良くないです。
ツートンカラーの治療について
まだ包皮が余っている場合
包皮が余っている場合は、残された内板と切開線を全て切除し(写真の黄色い線)、通常の包茎治療のように亀頭の下に傷が来るように治療を行います。
包皮が余っていない場合
レーザーなどで、傷痕を目立たなくする治療を行なっています。
大事なことは、このようなツートンカラーにならないように、最初からきちんと手術をすべきです。当院では、傷の位置で値段が変わることはなく、できる限り傷が目立たなくなるような技術で行なっています。
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