男性器に現れる小さなブツブツ状のイボについて、尖圭(せんけい)コンジローマかフォアダイスであることが多いと言われています。
どちらも症状の見た目が似ていますが、大きな相違点として、尖圭コンジローマは性病であり、フォアダイスは性病ではありません。
フォアダイスは性病ではないので病院で治療する必要はありませんが、その外見が尖圭コンジローマと似ているため、男性器の見た目がどうしても気になってしまいます。
今日は、そんなフォアダイスについてお話しします。
フォアダイスとは?
フォアダイス(fordyce)とは、亀頭・陰茎の皮膚や包皮にできるブツブツです。
性病の尖圭コンジローマと間違われやすいですが、フォアダイスは性病ではありません。
- フォアダイス
- 真珠様陰茎小丘疹
- 包皮腺
上記の3つのブツブツをまとめて、「フォアダイス」と一般的に呼ばれます。
下記でそれぞれの特徴について説明致します。
フォアダイスの特徴
- 陰茎の皮膚や包皮にできるブツブツです。
- 裏側(裏スジ側)にできる場合が多いです。
- 性病ではありません。
- 成人男性の70%くらいのペニスにある正常な状態です。
フォアダイスの数が多い場合や、ひと際目立つ場合は、美容的な観点から除去することもあります。
フォアダイスは病気ではありませんが、見た目が気持ち悪いと悩んでいる方も多く、女性から「性感染症では…」と見られることもあります。
もしお悩みの場合は、除去治療をおすすめします。
真珠様陰茎小丘疹(しんじゅよういんけいしょうきゅうしん)の特徴
- 亀頭のカリ首のところにできるブツブツです。
- カリ首を取り囲むように細かい粒が列状に並んでいる場合が多いです。
- 性病ではありません。
- 痒みなどの症状は全くありません。
- 包茎の人に多い傾向があります。
真珠様陰茎小丘疹の外見は尖圭コンジローマの発症初期のブツブツに非常に似ています。
見た目が気持ち悪いと悩んでいる方も多く、女性からは「性感染症では…」と見られることもあります。
自然にブツブツがなくなることはありませんので、気になるようでしたら除去治療をおすすめします。
包皮腺(タイソン腺)の特徴
- 包皮小帯(裏スジ)の左右に見られるブツブツです。
包皮腺(タイソン腺)の外見が尖圭コンジローマの発症初期のブツブツに非常に似ています。
見た目が気持ち悪いと悩んでいる方も多く、女性からは「性感染症では…」と見られることもあります。
もしお悩みの場合は、除去治療をおすすめします。
フォアダイスの治療方法
- 電気分解法(個数が少ない場合)
- 包皮切除手術(個数が多い場合)
まとめ
本日は陰茎の皮膚や包皮にできるブツブツ フォアダイスについて紹介しました。
尖圭コンジローマと見た目が似ていますが、性病ではありません。
しかし、美容的な観点から除去を検討される方もいらっしゃいます。
自然に治癒するものではないため、医療機関でどのように治療できるかも併せてお伝えしました。
当院では男性治療に関するカウンセリングを行っております。
包茎治療等の男性器にまつわるお悩みは、まずはご相談だけでもお気軽にどうぞ。
この治療についてさらに詳しく
亀頭・陰茎のブツブツをご覧ください。
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