包茎手術で注意すべき「危険なオプション」とは?ぼったくり実例を医師が徹底解説!【前編】

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なぜ「包茎商法」は今もなくならないのか?

近年、SNSや動画サイトで「包茎手術のトラブル」についての情報が多く発信されています。安い金額で集客し、手術時に不要なオプションを追加して高額請求する包茎商法は、今もなお存在します。

若い患者を中心に、知らずに被害に遭うケースが後を絶たず、術後に傷跡や仕上がりの違和感で相談されることも。こうした背景から、「信頼できるクリニック選び」の重要性が増しています。

包茎手術のぼったくり項目実例紹介!

実例①:高分子ヒアルロン酸による不明瞭な加算

ある患者さんはキャンペーン価格5万5000円で包茎手術を受けたものの、高分子ヒアルロン酸注入3ccを加えられ、最終的な支払額は22万円になっていました。

高分子ヒアルロン酸3㏄がぼったくり項目なのでは?

注入されたはずのヒアルロン酸は術後1ヶ月でほとんど残っておらず、患者自身も本当に入っているか分からない状態。中には、「有名な製品名で説明し、実際は別物を使う」ケースもあるとのことです。

対策としては、ヒアルロン酸の製品名や注入量をその場で目視確認することが大切。難しい場合は、「施術前にしっかり確認できる体制があるか」をチェックしましょう。

実例②:6万円→52万円に跳ね上がったオプション追加

この用紙が仮に出てきた時に オプションみたいな項目が結構いっぱいある場合はぼったくりの可能性が高いですか?

学生向けキャンペーンで6万6000円と案内された患者が、最終的に52万8000円を請求されたケースも。

オプションが多すぎる見積もり書

「小帯形成」「越皮整合切除」「包皮口径拡大」など10項目以上のオプションが提案され、中には数分で終わる処置に9万超の費用が発生している例も。

オプションの名称があいまいな場合や、「これをやらないと傷が目立つ」など不安を煽る説明には注意が必要です。

見抜き方と回避策

こういった見積もり書がパッと出てきた時こういう時どういう風な対策をすればよろしいでしょうか?

カウンセリング時に不自然に多いオプション項目が提示されたら要注意。特に紙面で「オプションの選択肢が多い」場合は、ぼったくりの可能性が非常に高いです。

想定より高額な見積もりが出た場合は、その日は契約・手術せず持ち帰る判断が大切です。

  • カウンセリング当日に手術しない
  • 身分証や現金は最低限だけ持参
  • 相場とかけ離れた安さには警戒する

まとめ:クリニック選びで最も大切なこと

包茎手術の料金は相場より安すぎる場合、裏があることも。本当に大切なのは、費用の安さよりも「信頼できる説明」と「透明な料金体系」です。

迷ったときは、その場で決断せず、一度冷静に持ち帰る勇気を持ちましょう。

本編は、こちらの動画をご覧ください。

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